天皇賞春 展望

とても面白いレースなので補足を交えて展望を。

 

 

・基本的にはキタサンブラックとゴールドアクターの2強。平坦代わりと枠の差でキタサンブラックが有利気味。オッズ割れてますが、3番人気以降は単勝10倍以上が妥当だと思ってます。

・去年は道中ほぼ12秒台の平均ラップ。キタサンブラックの有馬記念のラップを見ると、今回はこれと同じか少し遅い程度では?特に逃げたい馬もいなければ折り合いを欠きそうな馬も見当たらず。キタサンブラックは12.5前後で逃げて、ラップが速くなるであろうラスト6-7ハロン目を控えて一呼吸入れて、ラスト3ハロンで早い脚を繰り出す競馬が理想的。流れに合わせて競馬をすればOK。

・能力的にはサウンズオブアースに目が行くも、有馬記念からの上積みはキタサンブラックとゴールドアクターの方が上では。3番手。

・フェイムゲームは去年脚を余す競馬で今年は内枠へ。見直したくはなりますが、キタサンブラックとゴールドアクターはゴールドシップの2~3馬身前にいるくらいのイメージです。

・阪神大賞典は時計自体は優秀ですが、馬場が重い中でかなりきついラップだったので、今回はそこまでスタミナは問われないのでは。上位2頭は切れ負け懸念があります。シュヴァルグランとタンタアレグリアの着差は、舞台替わりで逆転までは微妙ですが差は縮まりそうです。

・トーセンレーヴは有馬記念の内容と内枠を考えれば人気が無さすぎでは?大穴。

・レーヴミストラルは条件合っています。あとはいかに距離ロス無く走れるかどうか。切れは随一なのでそれを生かせれば。

・アルバートは前が止まればの条件付き。サトノノブレスは高速馬場への適性が厳しい。アドマイヤデウスは距離が長い。トゥインクルがゴールドシップの競馬を真似るとコメントしていますが、そこまでのスピードがあるかどうか。トーホウジャッカルはしばらく様子見。

・過去の天皇賞春のラップを見ていくと、ビートブラックの年は平均より少し早い程度のラップを刻みながら、ラスト4-5ハロン目の11.9-11.4が今更ながら上手いなぁと思いますね。